1932年、優秀なオリエンテ-リアでもある、ブヨン、アンバ-ア-ビットのシェルストロム3兄弟によって考案されたSILVAコンパスは、世界で初めてオイルが封入され分度器(プロトラクタ-)機能を併せ持つコンパスとして、その画期的な使い方は後に「コンパスの代名詞」とまで言われるほど、またたくまに世界中に広く普及していくものとなりました。翌年彼らはSILVA社を創設し、2008年で75周年を迎えました。
オリエンテ-リングで実証された、コンパスの操作性、信頼性は世界中のアウトドアマンに絶賛され、高精度/高品質さは、軍隊,測量士,地質研究者などにも高い支持を受けています。現在では、年間200万個以上のコンパスを製造している世界「No.1 コンパスメーカー」として世界中の様々な分野で、その地位は不動のものとなっています。
特に軍用コンパスでは、多くの種類のコンパスが「NATO諸国」の正式コンパスとして採用されています。またマリンコンパスでは、1987年ドイツの「ヨット誌」での「コンパスグランプリ」を獲得したり、救命ボート用コンパスとしても認証されています。「SILVA」とは、森を意味するラテン語です。以下の「旧ロゴ」に示すように、北欧の緑に囲まれた企業としての存在感を、真に表現している名称だと言えます。
75周年を迎えた現在は、コンパスだけでなく、歩数計,ウォーキングポール,ヘッドランプ気象計器,双眼鏡の販売などを通して、現代人の健康を考える総合的なアウトドア用品&健康機器メ-カ-としての道を新たに歩み始めています。