SILVAが、毎年行っていたミュンヘンでの「ISPO」(世界最大規模のスポーツ用品見本市)に来年は出展せず、代わりに何年ぶりかのセールスミ-ティングをスウェ-デンでするということで、久しぶりのストックホルムでした。今回は以下の様に、本当にいろいろ有りました。
今回ミーティングの場所が市内ではなく、空港から200km位離れたスキーリゾートで行うと言うことで、当日のバス移動に備えて前日空港近くのホテルに泊まりました。
このホテル、通常のホテルなのですが室内には、冷蔵庫,電話,の設備やインスタントのティパックなど全て無し。これらすべてフロントそばにありコーヒー以外はすべて有償でした。部屋は綺麗だし、木もあちこちに使ってあり悪くないのですがなんか変でした。そしてその夜は更に大変でした。
こちらに来ると時差ボケで2~3日朝3時頃に起きてしまうのです。
そしてその朝もそうでした。メールか何かしようと思っていたら、突然大きな声が聞こえてきて、収った思ったらまた聞こえてきて、ーーーーーー。何か変だなと思ったら突然火災警報器が鳴り出しました。「え!」って思っていると警官がやって来てその男を連れて行きました。その時そいつは何も服を着ておらず更に「えー!!?」という感じでした。写真を前から取ると、そいつの「もの」が丸見えでここには載せられないし後ろから撮っても写るかも知れないのでやめました。
殆どの宿泊客は皆んなフロントのまで降りてきて、着のみ着のままの人も結構居ました。皆んな呆然、茫然とした感じでした。
ホテル側から安全である旨を告げられ部屋に戻って来ましたが、もう眠れません。国内外で様々ホテルには泊まっている方だと思いますが、こんな経験は初めてでした。そいつはドラックか何かやっていた様です。
前日にメールで知られていた場所で待っていたら誰も来ません。唯一、スロベニアからの人達だけでした。約束の時間になっても同じです。
お互い間違って居るのかといろいろ聞いてみたら、待合わせ場所のインフォメーションデスクは到着のフロアと出発のフロアの両方に有り、我々がいた場所は「出発」側だったのが間違いの元でした。どちらかは示されてなかったのですが、よく考えれば到着側ということでしょうねーーーーーーー。
さてバスで200km北上するとそこは一面雪景色です。
到着後の部屋割りでは、Silvaの人間 二人と同部屋になりました。一人はノルウェー担当、もう一人はスカンジナビア半島全体とドイツを担当するマリンの営業マンでした。どちらもいろいろ助けてくれて、本当に助かりました。全体に皆んな親切で、いろいろ声を掛けてくれて助かりました。
到着後、夕食前に夜間オリエンテーリングです。
アウトドアアクティビティと言うことは前もって聞いていましたが、まさか山の中を歩くとはーーーーーーーーー。予想ができたと言えばできたのですが----。
最初に、身長、体重、靴のサイズを聞いてきたので、これのためのウエアの用意かと思ったら、これは翌日のためでした。なんとか服を借りて、挑みました。ただ靴がトレラン用の靴だったので、山中では苦戦しました。同室の3人でチームを組んだのですが、雪もかなり降っていて、一人だと遭難(?)という感じで、トレラン用の靴では思うにまかせず疲労困憊になりました。
結局、私の疲労具合見てゴール近くのポイントからショートカットしてくれて、無事ゴ-ル。10組位いて、最後まで回って来たのは3組み程度だったので、多少は救われました。
食事もゴールの所に簡易テントを作って、バーベキュー&サラダとビール,ワイン。ビールは美味しかったのですが、汗で体が冷えてきてこの時点での温度は「-10℃位」でした。慌てて出たのでカメラを忘れこの状態が撮れず残念でした。
雪の降りが激しく、皆んな寒いという事でこの宴会は30分程度でお開き。寒さと疲労が激しい私の他3人は車で帰ってきたのですが、他の人は、また30分程度歩いて帰ってきたのには感心させられました。
体重、身長、靴サイズを聞いてきたのは、使用する靴とスキーの長さを決めるためのものでもう少し情報が欲しいものでした。
ともあれ、スキーはかなりしてきたので、多少は自信があったのですが、見事に撃沈。踵がスキーに固定されないので、エッジを利かすより板の接地面にあるミゾの様な部分で雪面を捉えて進むのですが、これがまたバランスがうまく取れず、初心者が平らな面でこける様によくこけました。
前日、どこかの代理店の人間がダウンヒルスキーより全然つまらないと言っていましたが、なかなか楽しかったですね。
今後のSilvaの方向性の中心となる、3つ製品グループのプレゼンテーションを受け、新しいエクスポートマネジャーにこちらの取組み方等を説明して注文の様々なアレンジをしてくれる「 Ms. Tove」にも久しぶりに会えて当初の目的は果たせました。
最後は娘の結婚式で1日早く帰ったのですが、200kmの道程をSilva の女性に空港まで送ってもらって楽しい時間が過ごせました。やっぱりガーミンよりSilvaがいですね。
今回その他感じたのは、小さな金額なので現金で支払おうとしたホテルや空港のレストランで、「カ-ド」での支払いを指定されることが多く中国で偽札が横行していて、多くの場合カ-ド支払いという話は最近ニュ-スで聞きましたが、ここでもそうとは------。
ホテルで飲む場合は、そういえば、多くの場合みんなカ-ドで支払っていました。やっぱりビットコインと同様、これからもこのような状況にどんどんなっていくのでしょうね。日本ではまだまだ現金ですが---。